2019年02月07日
アイデアよもやま話 No.4246 “釣りドローン”で2度楽しい!

今やドローンに関する話題は尽きません。

以前、アイデアよもやま話 No.3761 水中ドローン登場!で水中ドローンについてお伝えしましたが、昨年10月31日(水)放送の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)で“釣りドローン”について取り上げていたのでご紹介します。

 

“釣りドローン”がブルーイノベーション株式会社により開発されました。

使い方ですが、まず釣り針に餌を取り付けて生けすの中に入れます。

次に“釣りドローン”の先端に付いている磁石とこの釣り糸をくっ付けます。

すると、ドローンカメラで撮影した画像で、餌とその周りを泳ぐ魚の様子を確認することが出来るのです。

この映像を見ながら、“釣りドローン”を操作して、魚の居場所まで誘導するのです。

そして、魚が餌に食いついたら、引き上げるという仕組みです。

こうした一連の様子がコントローラーの画面を通してみることが出来るのです。

このように、魚が餌に食いつく瞬間を見てから、自分で魚を釣り上げるので、釣りを2度楽しむことが出来るというわけです。

ブルーイノベーションの芝崎 誠さんは次のようにおっしゃっています。

「釣りをやっている時に、だいたい釣り人が皆さん食いつく瞬間を見てみたいという声を常日頃から受けていまして、水中ドローンだったら見られるのではというところが最初のきっかけです。」

 

なお、この“釣りドローン”は、八景島シーパラダイスで昨年11月に体験出来ました。

 

元々、水中ドローンは船の点検などに使われていますが、それを使っている時に、カメラに魚の泳ぐ様子が映っていて、「釣りに使ったら面白いのではないか」ということで“釣りドローン”を考えたといいます。

どちらかというと、一人で釣りを楽しむより、みんなでワイワイするような新しい楽しみ方ではないかということです。

 

以上、番組の内容をご紹介してきました。

 

釣りといえば、釣り竿で魚を釣るものだという固定観念がありますが、今回ご紹介した“釣りドローン”はまさに意表を突くアイデアだと思います。

確かに“釣りドローン”に搭載されたカメラを通して、“釣りドローン”の周りを泳ぐ魚の様子を遠隔操作で眺めることが出来るので、それ自体も楽しみの一つになります。

ですから、家族や友人との間で楽しむことが出来そうです。

また、このカメラを通して魚の釣れ具合も分かります。

ですから、効率よく魚を釣るうえでの有効なツールになると期待出来ます。

 

一方で、釣りを趣味にしている人の中には、“釣りドローン”を使った釣りは邪道だと思う人もいるかもしれません。

いずれにしても“釣りドローン”は釣りの新たな楽しみ方を提供してくれることは間違いありません。


 
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