昨年10月30日(火)放送の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)で”全自動お片付けロボット”について取り上げていたのでご紹介します。
“全自動お片付けロボット”が株式会社Preferred Networksにより開発されました。
実際にどのように部屋の中を片付けてくれるのか、番組ではかたちや大きさの異なるモノを適当に散らかしてみました。
そこで”全自動お片付けロボット”を稼働させると、あらかじめモノのかたちと片付ける場所を覚えさせているので、スリッパなどもきちんと並べて揃えます。
更に、部屋の模様替えをしてもきちんと片付けてくれます。
今はまだ狭い場所にあるモノは見逃してしまうのですが、開発を進めて5年以内(番組放送時)の実用化を目指すといいます。
社長の海野 裕也さんは次のようにおっしゃっています。
「ゆくゆくはお掃除も出来ると思います。」
「(ロボットの)下の仕組みは、掃除ロボットと似たような仕組みになっているので、例えばここに(掃除機能を)付けてあげる。」
この“全自動お片付けロボット”の価格、発売日は未定といいます。
一家に1台、家事をこなしてくれるロボットが登場する日はそう遠くないかもしれません。
たとえば、タオルがグチャグチャになっていたり、靴下が丸まっていたり、結構モノによって、その都度かたちが変わるモノがありますが、そういったモノも柄で認識して、これはどこに置くモノだと判別出来るといいます。
以上、番組の内容をご紹介してきました。
この番組をきっかけに、主な家事の内容について以下にまとめてみました。
・料理
・洗濯
・掃除
・部屋の片づけ
まず料理については、今や独り暮らしても出来合いの食品を購入すれば料理らしいことをする必要はありません。
しかも、味もかなり良くなってきています。
更に、コンビニやファミレスによる宅配もかなり普及してきていますので、その気になれば買い物に行く必要もありません。
しかも、食べ終わった後の食器洗いも自動食洗器があります。
しかし、出来合いの食品であれば、食べ終わった後に容器をそのままプラゴミとして廃棄すれば、今や自動食洗器を使うほどの量の食器もありません。
次に洗濯ですが、今や全自動洗濯機が当たり前の時代です。
更に、アイデアよもやま話 No.3256 画期的な全自動洗濯物折り畳みロボ!でもお伝えしたように、乾燥させた洗濯物を折り畳むロボットまで誕生しています。
ですから、近い将来、洗濯後に乾燥して、更に洗濯物を折り畳むまで全てのプロセスが自動化される時代になるのも夢ではありません。
次に掃除ですが、自動掃除ロボットが徐々に普及し始めておりますが、更に今回ご紹介した”全自動お片付けロボット”の機能まで備えたロボットが市販化されれば、掃除も子どもたちが遊んだ後の片付けも不要になります。
当然、こうした一連のロボットの出始め頃の価格は高価ですからすぐには普及しませんが、家庭の主婦や独り暮らしの人が家事全般から解放される時代がすぐそこまで来ているのです。