2019年01月07日
アイデアよもやま話 No.4219 画期的な段ボールのオーダーメード!

段ボールといえば、私たちの暮らしにとってとても便利で身近な存在です。

そうした中、昨年9月11日(火)放送の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)で画期的な段ボールのオーダーメードについて取り上げていたのでご紹介します。 

 

タナックス株式会社が製品化を目指しているのは、商品のサイズに合わせて自動で梱包出来るマシンです。

その仕組みですが、まずは包む荷物の大きさをセンサーで計測、するとサイズに合わせてカットされた段ボールが滑り込み、あっという間に折りたたまれていきます。

最後に郵送用のシールを貼り、完成です。

すぐ配送出来る状態になるのです。

 

こうして荷物はコンベヤー上をスムーズに進むのですが、自動なので有難味が分かりません。

そこで番組では本当に凄いのか、番組レポーターが一つの荷物を包装する間にマシンはいくつ包めるか実験してみました。

組み立てにかかった時間は1分強、その間にマシンは5個も包装していました。

ちなみに、発売時には1箱を約7秒で包むスピードになるそうです。

凄さが分かったところで、肝心の包み具合を確認すると、梱包材を入れなくてもピッタリと荷物が段ボールに収まっています。

商品のサイズがピッタリなので緩衝材が不要なので、その分段ボールのサイズも小さく出来ます。

タナックスの遠藤 貴之さんは次のようにおっしゃっています。

「様々なサイズにこの機械1台で対応出来ますので、人手不足には貢献出来ると思います。」

 

なお、このマシンの商品名はタナックス「TXP−600」で価格は1億円程度といい、今年発売の予定です。

 

緩衝材が不要なので、段ボールのサイズが一回り小さくなり、その分一回で沢山運べるようになって、輸送費の削減にもつながるということです。

 

以上、番組の内容をご紹介してきました。

 

そもそも商品のサイズに合わせて自動で梱包出来、しかも郵送用のシールまで貼れるマシンが1億円程度の価格とはいえ、今年発売の予定であることに日本企業の技術力の高さを再認識させられました。

 

このマシン、「TXP−600」のメリットをまとめると以下の通りです。

・商品の梱包から郵送用のシール貼りまで自動で処理出来る

・商品のサイズがピッタリなので緩衝材が不要で、段ボールのサイズが一回り小さくなり、その分一回で沢山運べるようになって、輸送費の削減にもつながる

・様々なサイズにこの機械1台で24時間対応出来るので、人手不足に貢献出来る

 

今や、ネット通販の拡大などで物流関係の人手不足が大きな問題になっています。

そうした中、今回ご紹介したマシンは商品の梱包〜郵送準備までのプロセスを自動化出来、しかも24時間対応出来るのですから、人手不足に大いに貢献出来ると思います。

ですから、価格次第で世界中の物流関連企業から引き合いがあると期待出来ます。

 

こうしたマシンに更に物流センターでのロボットや配送用の自動運転車が加わると、近い将来、商品の注文から購入者の元に商品を届けるまでの全てのプロセスが自動化されるのではないかと想像が膨らんでしまいます。


(追記)
後日、アマゾンで注文した、大きさがマッチ箱より小さいほどのカメラ用バッテリーが届いたのですが、その大きさに驚きました。
なんとB4版ほどのダンボール箱に入っていたのです。
当然、封筒に入れられて届くものと思っていたのでビックリでした。
封筒に入っていなくとも、せめて葉書サイズくらいの段ボールであれば、事足りたのです。
こうした段ボールの使い方がとても多くの配送でなされていると思うと、壮大な無駄に感じてしまいます。
ですから、省エネ促進のために増々今回ご紹介したようなマシンの必要性を感じました。


 
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