2018年10月12日
アイデアよもやま話 No.4145 高校生のつくったクルマの燃費がリッター291km!』

9月20日(木)付けネットニュース(既に削除済)で高校生のつくった燃費リッター291kmのクルマについて取り上げていたのでご紹介します。

 

ガソリン1リットルで走れる距離は何と291km、佐賀市高木瀬西3丁目の私立北陵高エコカー部が燃費を競う九州大会の2人乗りで優勝しました。

燃費が悪くなるのは分かったうえで、見た目にこだわった「格好良さ」でも最優秀に輝きました。

 

作ったのは黄色いスポーツカーですが、普通のクルマとは違い、長さ2.9m弱、幅1.2m、高さも0.7m余りしかありません。

タイヤも自転車を思わせるほど小さく細く、後輪ブレーキは自転車の前ブレーキで、後輪を駆動するチェーンも自転車のものです。

エンジンは、使わなくなった50ccバイクから取り外して改良、ハンドルもバイクのものだといます。

軽量化のため、車体は繊維強化プラスチック(FRP)で、厚いところでも1mmほどしかなく、骨組みは細い鉄にしました。

 

優勝ドライバーとなった福井さんは「燃費300kmをめざしたい」と、更に工夫を重ねて記録更新を狙っています。

 

以上、ネットニュースの内容の一部をご紹介してきました。

 

いかにも高校のエコカー部らしく、身近にあるパーツの組み合わせを中心に一見スポーツカーらしいデザインのクルマを作ったところが微笑ましく感じられます。

しかも二人乗りで、ガソリン1リットルでの航続距離が291kmという成果にはビックリです。

ちなみに、燃費がいい市販車の代表的車種、トヨタ「プリウス」の燃費は最長40kmほどです。

また、EVの代表的車種、日産「リーフ」の最新モデルはバッテリー容量が40kwh、フル充電での実質的な航続距離は約260kmです。

これらと比較してもいかに今回ご紹介したクルマの燃費が凄いかが分かります。

最高時速は分かりませんが、是非このクルマを実際に見て、出来れば試乗もしてみたいと思います。


 
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