これまでもテフロン加工した生地で汚れにくいものはありました。
そうした中、4月3日(火)放送の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)で絶対に汚れない”白パンツ”について取り上げていたのでご紹介します。
テフロン加工した生地と通常の生地を醤油を垂らして比較すると、テフロン加工したものは醤油をはじきます。
通常はこのテフロン加工を生地に行い、その後で商品を作ります。
しかし、今回の商品のポイントは製品にしてからテフロン加工を行います。
すると、従来の商品と今回の商品に醤油をたらしてみると、一目瞭然です。
従来のものは縫い目のところには醤油が染み込んでしまいますが、今回のものは縫い目の部分もしっかり醤油をはじいています。
糸や金具など、全てがテフロン加工されているので絶対に汚れないのです。
更にケチャップや墨汁なども水をかければ綺麗になります。
この商品名「児島のずっときれいなコットンパンツ」は1万2960円(税込み)で5月上旬に発売予定です。(本日時点では発売済)
この工場直結ジャパンブランド「ファクトリエ」を展開するライフスタイルアクセント株式会社の山岡 真由子さんは次のようにおっしゃっています。
「はき心地もそうですし、長く使える、汚れない、というところが今回の3大要素ですね。」
なお、この商品は、テフロン加工と言われないと気づかないくらいゴワゴワ感もないといいます。
また洗濯も出来ます。
以上、番組の内容をご紹介してきました。
今回ご紹介した、絶対に汚れないコットンパンツ、価格はかなり高めですが、ゴワゴワ感がなくてはき心地もいいということなので、かなりの引き合いがあると思います。
何より白いパンツでも汚れを気にしないではけるというところが良いです。
さて、今回気付いたのは、テフロン加工という素晴らしい技術でも、生地にテフロン加工して製品化するのと、製品化してからテフロン加工するという商品化プロセスをちょっと変えるだけで、商品全体の汚れにくさが変わるという点です。
常にお客様の声に真摯に耳を傾けたり、自分たちで商品に対する問題意識を強く持つことによって、いろいろと気づくことがあり、アイデア次第で商品価値を高めることが出来るということを今回の事例は教えてくれます。