2018年07月11日
アイデアよもやま話 No.4065 AIの活用事例 (6) その3 AIで顔の魅力度を判定!

これまでAI(人工知能)関連の動向について何度かお伝えしてきましたが、その第6弾として今回は4回にわたってご紹介します。

4月5日(木)放送の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)では、「AI・人工知能EXPO」(東京ビッグサイトで4月4日〜5日開催)の取材を通していくつかのサービスを取り上げていました。

3回目は、こうした中からAIによる顔の魅力度の判定についてです。

 

鼻や口など顔のパーツを判別する顔認証技術、中国で億単位の情報をもとに作られたAI(「HumanAction」)のため、従来の100万単位で作られたAIより顔認識の精度が高いのだといいます。

顔の魅力度を100点満点で評価し、その他に性別や年齢も識別します。

実際に中国ではこの技術を防犯カメラに導入していて、20年前の写真からでも今の顔と一致させることが出来るのだといいます。

センスタイム ジャパンの勞 世伴卍垢麓,里茲Δ砲っしゃっています。

「顔認識システムは警察官の代わりに犯人を迅速に探すことが出来る。」

 

以上、番組の内容の一部をご紹介してきました。

 

基本的に顔は整形でもしない限り、変えることは出来ません。

しかし、今回ご紹介した顔認証技術により、目を大きく開いたり、いくつかの笑顔のパターンの中から多少顔の魅力度を増すことが出来るかもしれません。

 

それよりも、この顔認証技術により20年前の写真からでも今の顔と一致させることが出来るというAIの進歩に驚きます。

こうした顔認証技術を防犯カメラが取り入れ、あらゆる場所をカバーするようになれば、防犯対策として、あるいは犯罪容疑者の逮捕に向けてこれまでとは格段に優れた手段と期待出来ます。

一方、当局などにより悪用されれば、誰がいつどこにいて何をしていたかなどを特定出来るようになってしまうのでプライバシー保護の観点からの検討を要します。

 

さて、一党独裁政権の中国では、プライバシー保護よりも国家的な監視体制が優先され、しかも人口も多く、こうした中で中国の顔認証技術がどんどん進化していくことは、プライバシー保護が優先される他の先進国に比べて活用の幅が広がっていきます。

こうした中で、中国のAI活用技術が飛びぬけて進化していくことには多少の懸念を感じてしまいます。


 
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