前回、空飛ぶ自動車の納車が来年に予定されているとご紹介しました。
そうした中、5月10日(木)放送の「サンデーモーニング」(TBSテレビ)で空飛ぶタクシーについて取り上げていたので関連ネットニュース(こちらを参照)も参考にご紹介します。
アメリカのウーバーテクノロジーズ(ウーバー)は5月8日、2023年の実用化を目指す「空飛ぶタクシー」の最新コンセプト機「eCRM」を公開しました。
ビルの屋上などから垂直離着陸が可能で、パイロットのほかに4人の乗客が乗り込めます。
時速およそ240km〜320kmで高度およそ300m〜600mを飛行出来ます。
また、1回の充電で97kmを飛行出来る性能があるといいます。
ウーバーは2020年にアメリカ・ダラス近郊などで試験飛行を実施し、2023年を目途に「空飛ぶタクシー」を使った都市航空輸送サービス「ウーバーエア」を米国内などで始める計画を表明しています。
以上、番組、および関連ネットニュースの内容をご紹介してきました。
そもそも「空飛ぶタクシー」のサービスが2023年を目途に計画されていることに驚きです。
あらためて今の時代の流れの速さを実感します。
また、この「空飛ぶタクシー」の動力源は電気なので、騒音はほとんど気にならないと思います。
しかも、今後は化石燃料から再生可能エネルギーへのシフトが期待されていますから、その流れにも沿っていると思います。
また、普及すれば、地上の道路の交通渋滞の緩和にも貢献出来そうです。
しかし、飛行高度は300m〜600mといいますから、航空機に飛行航路が決められているように、安全性の観点から飛行ルートを決める必要があると思います。
ですから、日本国内での営業開始を考えれば、特に都心部では住居が密集しているので安全性に不安があり、様々な規制もあるので、そう簡単にはいかないと思います。
いずれにしても自動車の世界は、全自動車、空飛ぶ自動車と革新的な技術による大きな変革期を迎え、目が離せません。