昨年11月29日(水)放送の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)でAR(拡張現実)を活用した地球儀について取り上げていたのでご紹介します。
一見、軽くて柔らかくてビーチボールのように遊ぶことも出来ますが、タブレットやスマホでARを使って情報がどんどん飛び出してくる新しい地球儀、これを開発したのはコピーライターの糸井
重里さんが代表を務める株式会社ほぼ日です。
この地球儀、例えばスマホで地名を入力すると、キャラクターが出て来てどこにあるのか教えてくれます。
他にもスマホをかざすと国旗が出て来て、その国旗をタップするとその国の基本的なデータが分かります。
その他に宇宙から見た地球や夜の地球を見ることも出来ます。
こうしたユニークな地球儀を開発した発想の原点について、ほぼ日の古謝 将史さんは次のようにおっしゃっています。
「発想の原点は、糸井(社長)のあるイメージ、織田信長が献上された地球儀をポーンと蹴ったと。」
「地球を蹴るとか、そういうイメージがとても豊かだなと。」
「アナログで気軽なものではあるんですけど、実は最先端だという、技術の使い方が我々の会社らしいかなと。」
なお、映画のシーンから得た発想で作られたこのハイテクな地球儀「ほぼ日のアースボール」(直径約27cm
非フタル酸系塩ビ製)は5940円で販売されています。
以上、番組の内容をご紹介してきました。
地球上には私たちの世代(60歳代)が子どもの頃に比べてどんどん新しい国が誕生しています。
ですから、国名すら知らない国々が沢山あります。
そうした中、今回ご紹介したようなARを活用した地球儀は、従来の地球儀ではどの国がどこにあるかだけだったのが、スマホを通して興味のある国がどんな国なのかまで簡単に分かるだけでなく、宇宙から見た地球の映像を見ることが出来るというのは、最新のテクノロジーを活用した“現代版地球儀”と言えます。
この発想を更に進めて、個々の国の経済や観光など様々な関連情報やいろいろな国別ランキングなど、知りたい情報がどんどん検索出来るようになれば、子どもだけでなく大人からも引き合いが出てくると思います。
また、こうした地球儀には常に最新情報を取り込んで提供して欲しいと思います。