1月15日(月)放送の「ビビット」(TBSテレビ)で過激なイタズラ動画が増える理由について取り上げていたのでご紹介します。
番組ではアメリカでほぼトップと言える、お騒がせ人気ユーチューバー(YouTuber)、ローガン・ポールさんが日本で起こした、築地市場でのクルマへの飛び乗りなど数々の「狂った行動」を取り上げていました。
ちなみに、この動画を参照しようとしたところ、現在YouTubeポリシー違反により削除されています。
こうしたお騒がせ動画で人気のポールさんですが、昨年の収入約14億円のうち、YouTubeによる収入の占める割合は約4分の1でその他に自身のアパレルブランドを持っています。
ですから、今回の一連の騒動でユーチューバーとして活動出来なくなってもそれほど痛手にはならないといいます。
ちなみに、ポールさんの略歴は以下の通りです。
・アメリカのオハイオ州生まれ
・中学時代に動画制作を開始
・19歳でSNSのスターになるためロサンゼルスに移住
・2016年にYouTubeに初投稿し、おふざけ動画で人気者に
・2017年の収入は約14億円で、「世界で稼いだユーチューバー」第4位に
こうした一連の行動は法的には業務妨害罪に相当する可能性があるといいます。
三輪 記子弁護士は、番組の中で次のようにおっしゃっています。
「本当に許されないし、大人がこういうことをやってお金を儲けるっていうのは許しがたい、論外だなって思っています。」
以上、番組の内容の一部をご紹介してきました。
ネット検索してみると、確かに国内外で人気のユーチューバーの中には、何億円、何十億円という年収の方もいらっしゃるようです。
しかし、番組の中でYouTubeの“再生回数至上主義”の弊害が指摘されていたように、動画の再生回数によって収入が左右される現在のYouTubeの仕組みではどうしても手段を問わず自身のアップした動画の視聴回数を増やそうという傾向が出てきます。
ポールさんの日本でのおふざけ動画もこうした傾向の現れの一つだと思います。
一方、テレビ番組でも時々取り上げているように、中にはとても心和むような動画もアップされています。
要するに、今のYouTubeは世間的に理解の得られるような内容から法律に触れるような内容まで玉石金剛状態と言えます。
そこで、明らかに常識的にみて好ましくない、あるいは法律に抵触するような内容の動画を最小限に抑える対応策を思い付きました。
それは、視聴者が再生した動画を見て上記のような動画と判断した場合に、アップ対象として相応しくないという意志表示のボタンを追加し、そのボタンを押した数を再生回数からマイナスしてカウントするという仕組みです。
こうした対応策によってアップする動画として相応しくない動画を多少なりとも駆逐することが出来ると思うのです。