1月13日(土)付け読売新聞の朝刊記事で心当たりのない宅配便メールについて取り上げていたのでご紹介します。
宅配会社名が入ったメールアドレスから「宅配便の不在通知」や「宅配便の再配達」など、心当たりのないメールは宅配会社を装った「なりすましメール」の可能性があります。
心当たりのないメールは開かないのが大原則です。
確認のために返信してもいけません。
削除するのが一番です。
添付ファイルを開いたり、「詳しくはこちら」などと書かれた部分をクリックしたりすると、パソコンやスマホがウイルスに感染する恐れがあります。
なりすましメールは、ウイルスに感染させるなどして、個人情報を盗み出すことが主な目的です。
添付ファイルによるウイルス感染の危険性が広く知られるようになったため、URLに誘導するなど手口が巧妙化しています。
以上、記事の内容の一部をご紹介してきました。
実は最近、私のところにも心当たりのない宅配便関連のメールが何度か送られてくるようになりました。
中には文面を読むと、何となく日本語としておかしな表現があったり、メールの送信元が曖昧なものがあったりします。
勿論、こうしたメールはなりすましメールの疑いが強いので迷惑メールとして処理をしました。
しかし、たまたま心当たりのある内容のメールで、しかも文面もきちんとしていれば、思わず指定のURLをクリックしてしまうリスクがあります。
また、こうした被害に遭った場合は大事な個人情報が盗まれるだけでなく、PCやスマホの初期化設定が必要になり、大変な負担になります。
しかも、初期化することにより大事なデータも失われたりもします。
しかし、こうしたなりすましメールを送付するような犯罪者は、今後とも記事にもあるように次々に巧妙な手口を繰り出してくることは容易に想像されます。
ですから、個人的な対策としては、心当たりのないメール、あるいは一見心当たりがあっても、メールアドレスが不自然なものや送付元が曖昧なメールは開かずに迷惑メールとして処理することが求められます。
単に削除するだけでは、また同じメールアドレスからメールが送られてくる可能性があるからです。