2018年01月25日
アイデアよもやま話 No.3922 熱狂が予感されるライブコマース!

昨年11月2日(木)放送の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)でライブコマースについて取り上げていたのでご紹介します。 

 

ライブコマースとはインターネットでライブ動画を配信し、商品を紹介・販売するネット通販のことです。

売り手と買い手がリアルタイムで直接やり取りしながら商品を売買します。

ネット通販の気軽さと相手が見えるリアル店舗の安心感を両立出来るのがメリットです。

昨年は女性向け動画サイト「Cチャンネル」やフリマアプリの「メルカリ」などが相次いで参入、今後専門店や量販店の参入も予想されるなど、増々熱狂が予感されます。

 

以上、番組の内容をご紹介してきました。

 

従来のネット通販は一方的に売り手からの情報提供に終始した言わばワンウェイコミュニケーション(One Way Communication)でした。

一方、ライブコマースは売り手と買い手がリアルタイムで直接やり取り出来る言わばツーウェイコミュニケーション(Two Way Communication)です。

ですから、ライブコマースでは買い手には売り手の顔が見えて、質問があればその場で質問も出来るのですから、従来のネット通販に比べて安心して購入することが出来ます。

ですから、ライブコマースはネット通販の弱点を補った発展型と言えます。

また、ライブコマースはネット通販による実店舗販売の取り込みとも言えます。

しかも、ライブコマースの場合は、ネット通販と同様に他の顧客のコメントも知ることが出来ます。

ですから、必然的に評判の悪いネットコマースは淘汰されていきます。

 

ということで、番組でも伝えているように、今後専門店や量販店も徐々にネットコマースに参入すると思われます。

また、専門店や量販店の参入とともにネットコマースの安心感が定着することにより、買い物に行くことが容易でない地方の購買層も取り込むことにより、ネットコマースは消費の拡大に貢献すると大いに期待出来ます。

また、近い将来、AIやロボットの進化により、こうしたネットコマースの窓口にも商品知識豊かなロボットなどが活用されるようになるとも予想されます。


 
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