敏感肌で悩んでいる方もいらっしゃると思います。
そうした中、6月27日(火)放送のニュース(NHK総合テレビ)で敏感肌の人にお勧めの小豆の皮の入った石けんについて取り上げていたのでネット上の関連情報も合わせてご紹介します。(詳細はこちらを参照)
小豆の皮の入った石けんを考えたのは、北海道十勝地方にある和菓子メーカーです。
小豆であんこを作るスタッフの肌が綺麗なことに注目しました。
調べてみると、小豆には抗酸化作用のあるポリフェノールが豊富に含まれていることが分かりました。
そこで、化粧品メーカーと共同でこしあんを作る時に出る小豆の皮を入れた石けんを開発しました。
この石けんを使って分かったのは、たっぷりフワフワの泡が立つことでした。
これは、小豆にサポリンという界面活性剤の役割を果たす天然成分が含まれているからでした。
石けんの中にある小豆の皮は泡立てている間に擦れて無くなるそうです。
なお、この石けんは商品名「あんここ」(内容量85g)で1296円(税込み)です。(詳細はこちらを参照)
以上、番組の内容をご紹介してきました。
小豆は羊羹やタイ焼き、アイスキャンデー、かき氷などいろいろな食材として使われており、私たちに食の楽しみを提供してくれます。
その小豆の皮が、今回ご紹介したように敏感肌の人にも優しい、しかもフワフワの泡の立つ石けんの原料としても使われるということには、あらためて植物が私たち人間に与えてくれるメリットについて思い起こさせてくれます。
植物は、食材としてだけでなく、古くから薬草としても重宝されてきました。
一方では、毒薬として暗殺など物騒な手段としても使われてきました。
ということは、人類の立場からすれば、人類の誕生以来、日々の暮らしの中で生存に直結する食糧を中心に、薬草や住居、あるいは道具の材料として植物は欠かせない存在でした。
また、植物の中には庭園や生け花などとして私たちに楽しみを与えてくれるものもあります。
更に、人類の生存にとって欠かせない酸素を発生するものとして森林はとても大切な存在であり続けてきました。
ということで、話が飛躍してしましましたが、植物は人類の生存にとっていろいろな観点で欠かすことの出来ない存在なのです。
こうしたことから、私たちは時には植物に対して感謝の念を抱いてもいいのではないかと思った次第です。