7月24日(月)放送の「あさチャン!」(TBSテレビ)で100%汚染水のアイスキャンディについて取り上げていたのでご紹介します。
台湾の芸術大学の学生たちが100%汚染水のアイスキャンディを制作しましたが、それは水質汚染の危機的状況を訴えようというアート作品なのです。
ちなみに、この大学近辺の川の水で作ったアイスキャンディは紫色です。
また、別な場所の水で作ったアイスキャンディの色は一見透明に近いのですが、よく見るとプラスチックのゴミなどが入っています。
いつか、これらのアイスキャンディが透明になる日は来るのでしょうか。
以上、番組の内容をご紹介してきました。
それにしても、川の水の色が紫というのは、どれほど水質汚染が進んでいるのかとても気になります。
日本もかつては水俣病など水質汚染問題に直面していた時代がありました。(参照:アイデアよもやま話 No.3079 かつての日本は公害先進国だった!)
こうした問題は主にマスコミやジャーナリストなどによりそれぞれの方法で指摘されてきました。
そうした中で、今回ご紹介したように私たちの身近なアイスキャンディを使ったアートで表現する方法は、視覚的に訴える、そして誰にでも分かり易いストレートな表現方法で、あらためてアートの持つパワーを感じました。