2017年07月26日
アイデアよもやま話 No.3765 日本初”おつり”で資産運用!

5月17日(水)放送の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)で日本初”おつり”による資産運用について取り上げていたのでご紹介します。

               

買い物の際に出た“おつり”で資産運用が出来る日本初のスマホアプリサービスが5月末にスタートします。

ITベンチャーのウェルスナビ株式会社が開発したスマホアプリ「マメタス」は、クレジットカードでの利用額を切りのいい金額に切り上げ、その“おつり”にあたる金額を運用します。

”おつり“金額を切り上げる単位は、100円、500円、1000円の中から選択します。

例えば、140円の買い物をした場合、100円を選択すると200円の“おつり”に当たる60円、500円なら360円、1000円なら860円が運用資金になります。

こつこつ貯めた“おつり”は、最適な投資方法を導くロボットアドバイザーによって運用され、世界中にある株式など約1万1000銘柄を対象に分散投資を行います。

ウェルスナビの柴山 和久CEOは、番組の中で次のようにおっしゃっています。

「将来のことを考えると、資産運用を始めたいなと思いながらも、中々その一歩が踏み出せない方にサービスを提供していきたいなと。」

 

なお、このサービスを受けるにあたっては、住信SBIネット銀行での口座開設などが利用条件となりますが、今後はメガバンクや地銀とも連携し、サービスを拡める計画です。

 

以上、番組の内容をご紹介してきました。

 

株式による資産運用にこれまで縁のなかった人にとって、その一歩を踏み出すチャンスはあまりありません。

そうした中、今回ご紹介した“おつり”を利用した「マメタス」はこうした人たちにとっても取っ付きやすい資産運用サービスであり、一般的な資産運用に比べて金額的に損するリスクも少ないと思います。

また、こうしたサービスは株式投資の原点のように思われます。


 
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