2017年07月02日
No.3744 ちょっと一休み その601 『ある日本の資産家に見る望ましいお金の使い方』

以前、資産家がお金を貯め込むだけでは罪だとお伝えしました。(参照:No.2400 ちょっと一休み その375 『資産家がお金を貯め込むだけでは罪!』

そうした中、朝日新聞デジタルの4月20日(木)付け記事(こちらを参照)で日本のある資産家が億単位の寄付を次々に行っていることを知りましたのでご紹介します。

 

モーター大手・日本電産(京都市南区)の創業者、永守重信会長(72歳)による寄付金の行方に注目が集まっています。

ちなみに、永守会長については、一昨日、アイデアよもやま話 No.3743 日本電産に見るこれからの日本企業のあり方!でもお伝えしています。

永守会長は、数十億円単位の私財を大学に次々と投じ、資金難にあえぐ大学を支援しているといいます。

永守会長は、次のようにおっしゃっています。

「税金はどう使われるか分からんが、寄付なら使い道がはっきりする。全部使ってあの世に行くということや。教育が一番良い。」

 

なお、永守会長は、3月30日、京都学園大(右京区)で開いた記者会見後、2020年に工学部新設を目指す同大学を支援するため、100億円以上を私財でまかなう構想を発表しました。

 

以上、記事の一部をご紹介してきました。

 

永守会長のお考えのように、国作りの基本である教育支援に多くの私財を投じる資産家が沢山出て来れば、世の中は随分良くなってくると思います。

その他にも、少子化対策や地方活性化など、それぞれの資産家がご自身の関心のある問題解決のために資金援助をするのが一般的になればと思います。

 

いずれにしても、どんなに資産があっても、誰もあの世まで持っていくことは出来ないのです。

また、冒頭でもお伝えしたように、何百億円、あるいは何千億円も資産のあるような資産家が生きている間に使うお金には限りがあります。

一方で、社会をより良くするための資金は常に不足しています。

ですから、使いきれないほどのお金を持っている資産家のお金の一部でもが世の中に回っていけば、資金がネックの社会問題のいくつかはかなり解決出来るのではないかと思います。

 

ということで、永守会長による教育支援のための資産の提供は、資産家の望ましいお金の使い方の一つのお手本になると思います。


 
TrackBackURL : ボットからトラックバックURLを保護しています