ご存知のように俳優、声優、タレント、振付師としてご活躍された藤村 俊二さんが1月25日に亡くなられました。(享年82歳)
そして、いろいろとマスコミで取り上げられておりましたが、そうした中、2月2日(木)放送の「とくダネ!」(フジテレビ)をたまたま見ていて藤村俊二さんの心に残る言葉に出会いましたのでご紹介します。
藤村さんは生前のインタビューで次の言葉を残されています。
「「元気」というのと「勇気」というのと「陽気」というのは、その3つがあれば何でも出来ると思うんですよ。」
「でもそれでも出来ないことはいっぱいあるしね。」
「そういう時には「時」という「気」がもう一つあるから、そんなに慌てない。」
「その方が自分が楽だから。」
「元気」でなければ何事においても思い切り取り組めません。
そして、「勇気」があればこそ新しいことに挑戦出来るのです。
また、「陽気」であればこそ、どんな状況においても自分自身を鼓舞することが出来るだけでなく、周りの人たちにも明るい雰囲気をもたらし、「元気」を振りまくことが出来るのです。
さて、ここまでは自分自身でコンロトールすることが出来ますが、チャンスに恵まれなければ事を成すことは出来ません。
チャンスに備えることは出来ますが、チャンスを自ら呼び込むことには限界があるのです。
ですから藤村さんのおっしゃるように、慌てずにひたすらチャンス到来に備えてひたすら「その時」を待つ我慢強さが必要なのです。
ここまで書いてきて、中国の古くからの諺「人事を尽くして天命を待つ」が思い浮かんできました。