No.3606 ちょっと一休み その578 『高齢者から見たテレビに欲しい機能』で高齢者がテレビの音声を聴き易くするためにあったら便利と思う機能についてご紹介しました。
その後、高齢者のみならず耳の不自由な方や仕事上でも便利なレコーダーの機能について思い付いたのでご紹介します。
それは、現行のレコーダーでは単に音声を記録するだけですが、それを文書として記録・保管するというものです。
ここで問題なのは、会話や会議の中では必ずしも一人の人だけが話しているとは限りません。
ある人が話している時に他の人が途中で話し出すということがよくあります。
ですから、こうした状況も想定した上で文書化するというのはとても難しいと思います。
しかし、こうした時にこそAI(人工知能)の出番だと思います。
今のAIの技術レベルからすれば、こうした音声の文書化もそれほど難しくはないと思います
もし、こうしたレコーダーが実用化されれば、プライベートでの使用の他にも会議の議事録作成の際にもとても便利だと思います。
更に、こうして文書化した内容をもとに前後の文脈から要約が作成されれば、議事録の作成の手間は大幅に削減されます。
その他にも、最近たまに目にしますが、講演会で講演の内容をスクリーンに映し出していますが、こうした作業も人手を介さずに済むようになります。
ということで、高齢者がテレビの音声を聴き易くするための機能に端を発して、音声だけでなく文書化も出来るレコーダーのアイデアに行き着いたのです。
関連メーカーには是非こうした機能を持ったレコーダーを開発していただきたいと思います。