人類はどこまで進化し、どこまで寿命を伸ばし、将来いつまで生存しているか誰にも分かりません。
しかし、“宇宙の進化の生き証人”として、宇宙の寿命の尽きる時まで人類が存続してその時を見届けられたらとふと思いました。
しかし、寿命がありますから残念ながら私たちがそれを知ることは適いません。
ところが、AI(人工知能)やIoT(Internet Of Things)などの技術の進化によりいずれ脳の仕組みが完全に解明されるようになると、私たち一人一人の脳の記憶を取り出してSDカードなどの外部記憶装置に保管出来るようになると思われます。
一方、iPS細胞などの再生医療技術も急速に進歩しています。
ですから、100年後くらいには骨や筋肉、血管、および内臓全体の再生、および私たちの脳全体の再生などに関する医療技術が確立されていると藻込まれます。
そうなると、これまで永遠の夢と思われてきた不老不死が実現してしまうかも知れません。
同時に、記憶など脳細胞全体の移植が可能になれば、ロボット技術と組み合わせて精密なクローンの作成も可能になります。
このように想像を巡らしていくと、人類は過去に例を見ないようなとんでもない時代を迎えようとしているように思えてきます。
こうした時代を迎えると、死についても、自分が決断しない限り生き続けてしまうことになります。
そうなると、人類の人口は増え続け、地球外にも居場所を求めていくことになります。
今、火星移住計画が進んでいますが、こうした動きは“不老不死”の時代を先取りしているように思えてきます。