2016年09月16日
アイデアよもやま話 No.3497 迷惑メールのブラックリスト、携帯各社で共有化!

迷惑メール対策については以前、プロジェクト管理と日常生活 No.451 『求められるAIによる迷惑メ−ル対策!』などでお伝えしたことがありますが、その後も私自身その処理に大変迷惑しております。

そうした中、9月7日(水)付けのネットニュースで迷惑メールのブラックリストを携帯電話各社で共有化する動きがあると報じられていたのでご紹介します。

 

NTTドコモなど携帯電話大手各社などは9月7日、携帯事業者が運営するメールアドレス(キャリアメール)を使った迷惑メールを防止するため、来月1日から携帯事業者間で迷惑メールアドレスなどの送信者情報の提供を受け付けた上で共有すると発表しました。

迷惑メールのブラックリストを各社で共有し、迷惑メールを減らすことで、LINEなどの対話アプリに押されているキャリアメールの利便性向上を図るといいます。

 

迷惑メールを受け取った人が、迷惑メールの件名や本文、送信者のメールアドレスなどを各携帯会社の迷惑メール専用のメールアドレスに転送すると、各社が情報共有して利用停止などの措置を講じるのです。

 

これまでは、ドコモの利用者宛てにソフトバンクのキャリアメールの迷惑メールが来た場合は、ドコモは送信者の利用停止などは出来なかったのが、情報共有することで別の携帯会社でも対策がとれるといいます。

 

以上、記事の内容をご紹介してきましたが、こうした動きは、過渡的な対策として、とても有効だと思います。

 

迷惑メールに限らず、ネット上の詐欺サイトなどについてもブラックリストをプロバイダー間、あるいはセキュリティソフト会社間で共有し、被害の防止対策として活用して欲しいと思います。

同時に、特に悪質な迷惑メールの送信者や詐欺サイトの提供者については、実際に被害が生じなくてもブラックリストとして公表するだけでなくし、不正行為として取り締まれるようになって欲しいと思います。


 
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