5月2日(月)放送のドキュメント番組、「hide 50th
anniversary FILM JUNK STORY」(WOWOWライブ 2015年制作)でhideの楽曲のみならず彼の人柄や生き方にも触れることが出来ました。
そこで、番組を通して3回にわたって今は亡きhideについてご紹介したいと思います。
3回目は、周りから怪獣と言われたhideについてです。
hideは、生前よく周りの人たちから怪獣と言われていたといいます。
それは、いつも突拍子もないアイデアで他のバンドメンバーを振り回していたからです。
また、より高い次元のサウンドを求めて、時には苦しみながらも容赦なくメンバーを取り換えていったといいます。
そこで、アイデアよもやま話 No.780 ちょっと一休み その103 『尾崎豊とチェ・ゲバラ - 二人の共通点』でお伝えした尾崎
豊とチェ・ゲバラを思い出しました。
この二人も生前、自分の生き方を貫くために生き急ぎ、周りの人たちを振り回していたのです。
よく“あの人は良い人”と言われますが、こうした人は周りの人たちとの間に出来るだけ波風が立たないように振る舞っています。
でも、周りから“良い人”と言われるような人は、自分が本来やりたいことを成し遂げようとしても、周りの人に迷惑がかかるような場合には、ついブレーキをかけてしまいがちになります。
ですから、“良い人”であり続けたいと思っている限りは、自分の夢を実現することはとても難しくなるのです。
ということで、この夢は絶対に実現したいと思う、そういう夢を幸いにも持てた場合には、才能の有無に係わらず想いを巡らし、時には非情な心で周りの迷惑も顧みず、全速力で暴れまわる怪獣のごとく夢に立ち向かっていくことが求められるのです。