電車内での痴漢被害については以前から問題視されてきましたが、有効な対策が見つからないままでした。
そうした中、昨年11月8日、および今年1月25日付け毎日新聞のネットニュースで効果的な痴漢撃退法について取り上げていたのでご紹介します。
通学電車内で痴漢被害に遭った東京都内の高校2年の女子生徒(17歳)は入学直後から痴漢被害に遭い続けました。
防犯ブザーも効果はなく、「やめてください」と言っても無視され、泣き寝入りしていました。
一度、勇気を出して加害者の手をつかみ、警察に突き出した際、電車内や駅で「助けて」と叫んでも周囲が無関心だったため、「未然に防ぐことが大切」と痛感したといいます。
そして、昨春、「痴漢は犯罪です」と書いたステッカーをかばんに付けると、被害がゼロになったといいます。
そこで、若い女性が持ちたくなる缶バッジ使って被害を抑止する取り組みを考案し、支援する一般社団法人「痴漢抑止活動センター」などが缶バッジのデザインを募集したところ、全国から443作品の応募があり、採用されたデザイン5種類が1月25日に発表されました。
1個(400円弱)単位で販売する予定といいます。
今回ご紹介した痴漢撃退法は、とても簡単で効果的な方法だと思います。
“痴漢は犯罪である”と強く意識させることによって、痴漢がそうした行為に及ぶことを踏み止まらせる効果があるのだと思います。
さて、一方、痴漢の冤罪で捕まる男性のこともたまに目にすることがあります。
また、一旦冤罪で捕まってしまうと無実を証明することはとても難しいと言われています。
ですから私も男性の一人として他人ごとではありません。
では、男性が痴漢の冤罪に遭わないためにどのような対応策があるでしょうか。
以下に私の思いついた対応策をまとめてみました。
・男性は満員電車を避けて乗車する
・車内でも女性に近い場所を避けて乗車する
・車内で座席を選ぶ際も出来るだけ女性の隣を避ける
・鉄道会社が極力満員にならないような運行計画を作成する