2016年02月05日
アイデアよもやま話 No.3305 絶やしてはならない日本の熟練工の卓越した技術力!

先週開催されていた展示会で、いくつかの3Dプリンター関連ブースも回りました。

そこで、まず驚いたのは既に数万円の商品が市販化されているまでに低価格化が進んでいることです。

また、あるブースで3Dプリンター関連の現状について以下のような説明を受けました。

・試作機作りなど少量生産に適している(低コスト、かつ短納期)

・手作りでは大変困難な形状のモノでもプリント出来る

・大量生産には不向き

・特定の材料でしか生産出来ない(材料の制約)

・プリントするには特別なソフトの作成が必要である

・主な利益源は従来のプリンターと同様に本体機器ではなく材料費である

・3Dプリンターにはプリントする上でまだまだいろいろな制約があるので、日本の熟練工の技術には遠く及ばない

 

このように3Dプリンターは万能ではないのです。

ところが、メーカーが取材を受ける際に、記者に3Dプリンターの制約について説明しても記事として取り上げてくれないと説明されました。

報道する側は、出来るだけインパクトのある内容の記事にしたいという意図がありますから、取材内容を全て記事にするというわけではないのです。

 

私は出来るだけ展示会などで技術や製品の現状について直接説明員から説明を受けるようにしていますが、このブログでご紹介する内容の多くの元ネタはテレビ番組やネット記事、あるいは新聞記事など、二次的な情報です。

ですから、このブログをお読みになる方々にはこうした情報の持つ制約があることをご理解いただきたいと思います。

 

さて、今回特にお伝えしたいのは、日本の熟練工の卓越した技術力です。

昨年放送されて好評だった「下町ロケット」(TBSテレビ)でも日本の中小企業の熟練工の卓越した技術力がドラマの重要な位置を占めていました。

こうした熟練工の技術力は3Dプリンターが普及しても、日本の技術力の優位性を維持していくために無くてはならないものなのです。

 

ということで熟練工を絶やさないための仕組み作りが必要なのです。

そのためには、商品アイデア力、熟練工の卓越した技術力、販売力という3つの要素がいろいろな場を通して結びつく可能性を高めることが求められるのです。


 
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