前回はホテルでの接客ロボットについてお伝えしましたが、昨年11月19日(木)放送のニュース(NHK総合テレビ)でネット経由の接客サービスについて取り上げていたのでご紹介します。
自宅に居ながらデパートの店員から商品の詳しい説明を受けることが出来る最新のIT技術を使った新しいサービスが始まりました。
西武デパート(東京都豊島区)で昨年11月20日から紳士服売り場で試験的に始めたサービスでは、利用者はインターネットの中継機能を使い、商品の説明を求めることが出来ます。
店員はメガネ型ウエアラブル端末を使い、商品の映像を利用者のパソコンに映し出して説明します。
そして、利用者はインターネットを通じて商品を購入することも出来ます。
今回ご紹介したデパートによるネット経由の接客サービスを前回ご紹介したホテルでの接客ロボットと比べてみると、AIという観点からするとAIによるサービスへの過渡的なサービスと見ることが出来ます。
そう遠くない将来、ホテルやデパートなどのサービス業界はAIやロボットによる接客サービスが主流になっているかもしれません。
そのカギを握っているのは、従来の人件費よりも低いサービスコストと人より優れたサービスレベルの2つです。
今、私たちはまさにこうしたAIやロボットなどによる新たな産業革命の入り口に差し掛かっているのです。