早いもので今年に入って今日で10日目を迎えています。
私は千葉県の外房の海のそばの実家で毎年年末年始を過ごしておりますが、今回は毎日日の出の時間に合わせて海岸で一人太極拳をやっておりました。
そこで今更ながら感じたことがあります。
元旦には初日の出を拝みに30人前後の方々が集まっておりましたが、元旦以外は一人も見かけませんでした。
それでも太陽は毎日変わらず水平線上から顔を出してきました。
太陽は人が日の出を見に来ようが来まいが全く関係なく毎朝時間が来ると黙々と自分の責務を果たしているように感じたのです。
しかも、日の出の時間に雲が出ているとしばらく雲に隠れて太陽が見えなくなることがありますが、それでも確実に太陽は昇り続けているのです。
こうした太陽の動きを毎日のように見ていると、あらためて太陽の真摯な姿勢を感じてしまいます。
そして、思わず感謝の気持ちが溢れ出てくるのです。
また、以前お伝えしたように、太陽は以下のように想像を絶するようなエネルギーを発し続けています。
・人類がおよそ700万年で消費した全エネルギーを太陽はわずか1秒で作り出している
・地球に降り注ぐ太陽のエネルギーを全て電力に変えることが出来れば、わずか1時間足らずで全世界が使用する電力の1年分をまかなうことが出来る
実際に、私たち地球上の生物は太陽のエネルギーなしには今のような状態で生存することは出来ません。
そして、多くの人たちは日の出とともに活動を始め、日没とともに家路につくような生活のリズムを刻んでおります。
また、日の出や日没の前後の太陽光は神秘的で圧倒的な美しさに満ち溢れています。
恐らくどんな無宗教者でも太陽の持つ壮大なパワーに対してはひれ伏してしまうでしょう。
宗教上の神様は私たちの心の中にのみ存在します。
でも、年のせいもありますが、太陽は実在の神的な存在と言ってもいいのではないかとさえ最近思えてきました。