2015年12月23日
アイデアよもやま話 No.3267 ”食品ロス”への新たな取り組み その3 ”サルベージパーティ”で楽しく”食品ロス”を削減!

まだ食べられる食品を捨ててしまう“食品ロス”については、アイデアよもやま話 No.3226 最新の食品ロス事情!などでこれまで何度かお伝えしてきました。

そうした中、10月25日(日)放送の「サキどり」(NHK総合テレビ)で”食品ロス”への新たな取り組みについて取り上げていました。

そこで、5回にわたってご紹介します。

3回目は、楽しく”食品ロス”を削減する”サルベージパーティ”についてです。

 

家庭から出る“食品ロス”を減らす取り組みとして注目されているのは“サルベージパーティ”です。

サルベージとは救い出すという意味で、自宅で余った食品を持ち寄って料理を作り、みんなで食べてしまおうというのです。

“食品ロス”の削減を考えるグループが主催したパーティ(東京都渋谷区)では、インターネットで申し込んだ15人が集まりました。

料理を作るのはプロのシェフ、参加費1500円で、この日は8品作ってくれました。

自宅で持て余していた食品が美味しい料理に大変身です。

プロの工夫を間近で学べるのも楽しみの一つです。

 

この“サルベージパーティ”の主催者の平井 巧さんは、番組の中で次のようにおっしゃっています。

「一人一人で出来ることは必ずあると思っていまして、美味しく食べていただくこと、まずはそれがフードロスについて考えるきっかけ、第一歩だと思っています。」

 

今回ご紹介した“サルベージパーティ”も以下の観点からとても素晴らしい取り組みだと思います。

・家庭の賞味期限切れ間近の食材の有効利用による“食品ロス”の削減

・サルベージパーティに参加することによって、“食品ロス”に関心のある方々と知り合いになれるチャンスがあること

・サルベージパーティは身近な仲間内でも簡単に開催出来ること

・手ごろな参加料金でプロの味を楽しめること

・プロの工夫を間近で学べること

・プロのシェフにとっても新たなビジネスチャンスになること


 
TrackBackURL : ボットからトラックバックURLを保護しています