2014年07月25日
アイデアよもやま話 No.2825 2018年にはミドリムシのバイオ燃料で動くバスが実用化!
ミドリムシからバイオ燃料が作られることについては、これまでアイデアよもやま話 No. 1916 ミドリムシからバイオ燃料!などでお伝えしてきました。
そうした中、6月25日(水)放送の「ワールドビジネスサテライト」 (テレビ東京)でミドリムシ燃料の最新事情について取り上げていたのでご紹介します。
 
既存のインフラやガソリン自動車をそのまま使える新燃料の開発が進んでいます。
その正体は以前もお伝えしたミドリムシです。
大きさ0.05mmほどの藻の一種です。
いすゞ自動車では7月から定期運航の社員向けバスにミドリムシ燃料を使用しています。
軽油にミドリムシ燃料を1%混ぜます。
エンジンには何も特別なことはしていないし、出力やパワー、燃費も全く変わらないといいます。
ミドリムシ燃料を開発しているのはベンチャー企業の株式会社ユーグレナです。
 
ミドリムシはCO2を培養槽に入れて光合成させて育てます。
10リットルの培養液の中にはおよそ100億匹のミドリムシがいます。
普通の育て方をすると細胞が増えるためにエネルギーを使います。
ところが、ユーグレナは培養方法をコントロールすることにより通常の約3倍の油を蓄えさせることに成功しました。
乾燥させたミドリムシに溶剤を加えて軽く振ると細胞の中に含まれる油が溶剤に溶け出します。
油の溶け込んでいる上澄み液をろ過すると鮮やかな緑色の液体になります。
それを精製すると透明なミドリムシ燃料の完成です。
 
ミドリムシは育つ過程でCO2を吸収するためCO2排出量の削減にもなります。
ユーグレナでは今後いすゞ自動車との実証実験を経て最終的には100%のミドリムシ燃料の開発を目指すといいます。
出雲 充社長は、番組の中で次のようにおっしゃっています。
「2018年までに石油を一滴も使わない全てミドリムシのバイオ燃料でバスを安全に動かすようにするというのが目標です。」
「ですから、東京オリンピック、東京パラリンピックに間に合わせようと。」
 
ところが、こうしたバイオ燃料には次のようなディメリットがあります。
/糧が燃料に回ってしまう
⊃肯喃鵬
コストが高い
ど兵舛劣化しやすい
 
ミドリムシ燃料は上記の,鉢△魯リアしていますが、とい砲弔い討呂泙逝腓なハードルがあります。
それでも出雲社長は2018年までにはこの2つの問題をクリアするとおっしゃっているのですから、解決の見込みがあるようです。
 
政府は、いまだに原発を重要なベース電源と位置づけ、再稼働に向けて取り組んでいますが、今だに福島第一原発事故の事後対応にいろいろと追われています。
更には、他の原発についても周辺住民の反対が多く、そう簡単に多くの原発で再稼働が出来る見通しはなさそうです。
ですから、ミドリムシ燃料のようなバイオ燃料や再生可能エネルギーの開発に重点的に補助金を投入し、少しでも早く”脱原発”、”脱化石燃料”を実現させて欲しいと思います。
国民の半数以上は”脱原発”に賛成なのですから、これらに投入される補助金についてはほとんど国民の反対はないと思われます。

 
TrackBackURL : ボットからトラックバックURLを保護しています