先日の早朝、自宅近くを歩いていたら道の真ん中に犬のフンがあるのを２カ所見かけました。
恐らく、犬の散歩の途中で犬が用を足してしまい、飼い主がそのまま放置してしまったのだと思われます。
でも、多くの飼い主はきちんと後始末をされています。
だから、このあたりでこうした光景を見かけることは滅多にないのです。
既に夜が明けていたので、フンを踏まずに済みましたが、夜明け前だったら私もフンを踏んでいたかもしれません。
もし、早朝出勤の方がこのフンを踏んでいたら、きっと朝から嫌な思いをしているはずです。
また、１，２歳の幼児は好奇心で何でも手にしてしまうので、誤ってフンを触ってしまうかもしれません。
こうしてみると、ほんのわずかな人たちの行いが多くの人たちに嫌な思いをさせてしまうことに思いが至ります。
凶悪な犯罪もそうです。
ほんのわずかな人たちがたまたま自分のそばにいた見知らぬ人たちを、誰でもいいから殺したいと思って何人も殺してしまうのは、殺された側の家族にとってはたまったものではありません。
このように、ほんの些細なことから凶悪犯罪まで、ほんの一部の人たちがこうしたことを行わなければ、社会は安全で安心できる、とても住みやすくなると思います。
では、どのようにすれば、このような社会に少しでも近づけることが出来るのでしょうか。
いろいろな対策があると思いますが、その根底には大きく２つの要件があると思います。
�〜瓦討凌佑�”心地よい生活”、あるいは”満たされた生活”を送っていること
�∩瓦討凌佑�社会的な常識を身に付けていること
社会的な常識を身に付けていても、個人的にむしゃくしゃしていたり、あるいは社会的に大きな反感を持っているとそれがきっかけで他人に迷惑を及ぼす行動を起こしやすくなると思うのです。
また、いくら日々の暮らしに満足していても、社会的な常識を身に付けていなければ、犬のフンの後始末をしなくてもそれほど罪悪感を感じることはないと思います。
このように考えると、いかに家庭内での育児教育、そして学校教育、あるいは社会生活を送る中で大人が子供に社会的な常識を教えることがいかに重要であるかをあらためて感じます。
