2014年02月25日
アイデアよもやま話 No.2696 世界の富裕層の上位1%の総資産が全世界の下位半分の資産を占めている!
1月22日(水)付けのネットニュースにはとても驚きました。
世界の富裕層の上位1%である85人の総資産が、全世界約71億人の下位半分の資産を占めるということを国際NGOオックスファムがダボス会議に先立ち発表したというのです。
世界には大富豪と言われる資産家たちがいるとはいうものの、これほどの資産格差が生じているとは思っていませんでした。
 
富裕層と言われる人たちは大きく2つの層に分かれていると思います。
1つは自身の努力により一代で財を築いた人たち、もう1つは両親などからの遺産を引き継いだ人たちです。
いずれにしても、世界中には何億人という人たちが食料や水、あるいは電気が通じていなくて困っているのです。
そして、これらの人たちの生活向上には少なからず資金が必要です。
また、仮に富裕層の家族が毎日1000万円ずつ使ったとしても50年間で2000億円足らずです。
ですから、せいぜい手元に4000億円くらいの資産があれば十分のはずです。
それ以上は、使われずに金庫で眠ったままの死に金です。
 
勿論いざという時のために貯金しておくことは必要ですが、お金は使われてこそ意味を持ってきます。
ですから、富裕層の人たちには巨額の資産の一部を使って何らかのかたちで意味のある投資をして欲しいと思います。

 
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