2012年03月05日
アイデアよもやま話 No.2077 いよいよ2050年には宇宙エレベーターが実現!?
宇宙エレベーターについては、今まで何度かお伝えしてきました。
そうしたところ、1月21日(月)付け読売新聞の朝刊にその最新記事が掲載されていたのでご紹介します。

ゼネコン大手の大林組が1月20日、2050年に宇宙エレベーターを実現させる、と発表しました。
鋼鉄の20倍以上の強度を持つ炭素繊維「カーボンナノチューブ」のケーブルを伝い、30人乗りのかごが高度3万6000キロのターミナル駅まで1週間かけて向かう計画といいます。

このエレベーターのケーブルの全長は、月までの約4分の1にあたる9万6000kmです。
根元を地上の発着場に固定し、地球の自転の遠心力で飛び出さないよう頂点をおもりで押さえます。
一方、ターミナル駅には実験施設や居住スペースを整備し、かごは時速200kmで片道7・5日かけて地上とを往復します。
また、駅周辺で太陽光発電を行い、地上に送電し、動力には電気やリニアモーターなどを想定しているといいます。

実際に2050年に宇宙エレベーターが実現出来るかどうか分かりませんが、だれしも一度は地球外から地球を観てみたいという思いは強いはずです。
そして、特に私が願うのは、地球を宇宙から眺めることによって人生観が大きく変わり、そして地球への愛着が深まり、この地球上で争いごとなどとんでもない、という思いをより多くの人たちに持ってもらうことです。
それにしても宇宙エレベーターという発想はとても壮大で夢があります。
この実現によって、きっと新たなビジネスが沢山生まれてくると思います。

 
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