2012年02月17日
イデアよもやま話 No.2063 津波ヘドロを復旧に活用!
1月20日(金)付け読売新聞の朝刊記事の見出し「津波ヘドロ 復旧に活用」に目が留まりましたのでご紹介します。

震災で大量に発生したヘドロを活用し、地盤沈下した岸壁をかさ上げする国の工事が1月19日、仙台市宮城野区の仙台塩釜港中野地区で始まりました。
国土交通省東北地方整備局によると、港湾の震災復旧工事への活用は全国初で、ヘドロ処理を促進する効果も期待できるといいます。

改良土は昨年9月、新日本製鉄(新日鉄)が石巻市周辺で発生したヘドロからがれきや木くずなどを取り除き、製鉄工程で生じる鉄鋼のスラグ(鉱滓(こうさい))を混ぜて開発しました。
新日鉄によると、改良土の価格は1立方メートルあたり4000〜5000円で、一般の土の1.5〜2倍と割高です。
でも、東日本大震災に伴う大津波で大量に発生したヘドロの処理に新日鉄の開発したヘドロ活用法はその威力を大いに発揮すると思われます。

そういう意味で、このアイデアは”禍を転じて福となす”とても素晴らしいアイデアだと思います。
アイデア次第で、東日本大震災やそれに伴う福島第一原発事故後の復旧・復興も効率よく進めることが出来るのです。
ですから、今こそ多くの素晴らしいアイデアが必要とされているのです。

 
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