2006年05月18日
e-anについての想い その14 (「e-an」のバーチャル・サクセス・ストーリー No.2)
日頃、「e-an」のバーチャル・サクセス・ストーリーを思い描いていますので、その第2弾をご紹介したします。
このストーリーを通して、読者の皆様に私のe-anについての想いをよりご理解いただければ、と思います。

大学生のAさんは大学のプロダクト・デザイン研究サークルに所属しています。
いろいろなデザインについて、日頃サークル仲間とディスカッションしており、大学祭でもサークルとしてあるテーマで作品を展示していました。
大学祭ぎりぎりまで、デザインが決まらず、一時はどうなるかと思っていましたが、最後の二日間ほとんど徹夜でようやく納得出来る作品を仕上げたのでした。
見に来ていただいたお客さんの反応も結構良かったので、実際の市販商品についても自分たちのデザインを反映出来ないものか、とAさんは考えていました。
そんなある日、メンバーの一人がe-anブログの読者で、特定企業の特定製品・サービスに対するアイデアがある場合、e-anが該当企業にアイデア募集の依頼元になってくれるように橋渡ししてくれることをAさんに伝えました。
そこで、Aさんは早速サークルの中で商品アイデアを一緒に考えてくれそうな同士を募りました。
結局、5人のチームが出来ました。
5人はまず、普段自分たちが馴染みのある商品の中で、どの商品がアイデアを出しやすいか、という観点から絞込みをしました。
多少の意見の相違がありましたが、しばらくしてY社のZ商品に焦点を当てることに決まりました。
さて、それから約一ヶ月間バイトや授業の合間をぬって、5人が集まり、ああだこうだとアイデアの出し合いを続けました。
不思議なことに、一人で悶々とアイデアを出そうとしてもなかなか出なかったのが、5人でワイワイガヤガヤやっていると思わぬアイデアが飛び出してきました。
メンバーの一人、Bさんはアイデアマンであると同時にとても几帳面な性格で、みんなの言いたい放題をきちんとメモしていたのです。
しかも、ご丁寧に全てを漏らさずに記録するため、デジタル・レコーダーにも録音していました。
このことが、アイデアを整理する際にとても役に立ちました。
さて、こうしてZ商品に関する追加機能が20ほどにまとめられました。
言いだしっぺのAさんはe-anにその旨を連絡しました。
e-anはそれを受けて、Y社にe-anサービス、そして今回のZ商品に対するアイデアの件を売り込みました。
もちろん、e-anは大学祭での作品の評価が高かったことも申し添えました。
Y社は当初半信半疑でしたが、最終的には企画部門責任者の判断で、消費者の声の収集手段の一環として試しに報酬総額50万円で募集してみよう、ということになりました。
その結果、アイデア応募総数は150件近くに達し、Aさんたちのチームからはその後の追加アイデアもあり25件のアイデアが応募されました。
その後の展開はご想像におまかせします。

いかがでしょうか。
近い将来、皆様の中のどなたかがこのストーリーに近いかたちで現実の登場人物になっているかも知れません。
是非、アイデアをかたちにするために、そして世界中の人たちに心地よさを感じていただくためにe-anと一緒に第一歩を踏み出してみませんか。

 
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