2006年04月23日
No.100 ちょっと一休み その13 『宗教のあり方』
お陰様でこの「アイデアよもやま話」も早いもので100回を迎えることが出来ました。
私が日々感じたままをほぼ毎日書き綴っておりますが、お読みいただいている皆様には、あらためて御礼申し上げます。
今後ともよろしくお願いいたします。

さて、もう4,5年前になりますが、京都の仁和寺に観光で行った時に、ちょうど法話を聴く機会に恵まれました。
その内容で、今でもよく憶えていることがあります。
それは、「人間は二度死ぬ」ということです。
一度目は物理的に、そして二度目は家族、友人、知人などの心からその人の記憶が消えることです。
この言葉はすごく含蓄のある言葉だと思います。
私もそうですが、一般的な日本人は冠婚葬祭など特別な行事を除いて、普段宗教を身近に感じることはあまりないと思います。
でも、先ほどの法話もそうですが、宗教は人間が生きていく上で、明かりを灯してくれるとても素晴らしい存在でもあると思います。
そこで、先日ネット記事で川村妙慶さんという方がホームページ
(こちら)を立ち上げて法話を発信したり、相談にのったりされているのを知りました。
このサイトを訪問される方が急増しているそうです。

それぞれのお寺のお坊さんが普段でも教義の押し付けではなく、生きていく上でためになる法話を発信する機会を設ければ、宗教を身近に感じて心豊かな生活を送れるのでは、と思った次第です。
お坊さんと言えどもアイデア次第ではないでしょうか。

 
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